前回はこちら。
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貧乏人の錯覚とは、下記の通り。
ギャンブルの類については俺は勝てると簡単に思い込み、熱くなりやすいが、事業や商売に関するリスクテイク、リスク計算の段になると、どうせ俺には出来る訳が無い、と、別人の様に弱気になってしまう。
そして、これはリスクテイクに関する嗜好だとか自由意志の問題ではなく、シンプルに、精神の怠惰に由来するものだ、という話までをした。
つまり、ギャンブルの類は考える項目が少ないから貧乏人は強気になれて、
一方で、事業や商売はビジネスモデルを作り込まねばならず、考える事や消費する精神力が多大であるゆえ、貧乏人は嫌になって弱気になる、リスク・ベネフィットの天秤を冷静に見れない、というカラクリである。
(参考)勤め人は必ずビジネスモデルを避けて通ろうとするんだ。
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これを書いててちょっと思いついた事があるから少し脱線する。
先日、僕のweb顧問であり、アフィリエイトで生計を立てている足立先生にインタビューして、色々とお話を伺ったり、台湾の地ではIT系に凄く詳しいと2週間ほぼずっと一緒にいてweb広告の話を聞いていたゆえに、けっこうアフィリエイト脳になっている訳だ。
台湾では更に、あべしさんと言う若き日本人大富豪ともお話したが、彼は、貧乏人の『精神的怠惰』を狙い撃ちにして、薄く広く、しかし巨大な収益を上げるビジネスを組むプロ中のプロであるから、そう言う容赦ない思考法も、血肉として取り込ませて頂いた。
今日は、僕のweb周りの顧問をしてくれている足立先生(名前出し許可あり)にインタビューするべく、またの旅路。現在、名古屋の真ん中。今から取材テープ聴き込みしてレジュメ作成、一泊して、明日の朝イチから収録開始。
? サウザー (@Fist_of_Phoenix)
月収200万円の人。小遣いは10万で十分とか。金持ちには節約家が多い。
貧乏人が、考える事が少ないリスクほど強気になる、という法則が真であるとするならば、たとえば暗号通貨だとか外為だとかのアフィサイトを作って、
「投資なんて簡単!勢いに乗ればいいだけ!」
などと、貧乏人の精神的怠惰を狙って、あたかも簡単であるかのように錯覚させるサイト構成にすれば、口座開設の仲介手数料を貰いやすくなるんだろうなー、とは思ったかな。
(参考)資本主義の必須技能はビジネスモデル。コツがある。
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脱線終わり。話を戻そう。
主題は、資本主義の豊かさと文明を享受しながら生きて行ける人に特有の錯覚の話だ。
大家さんや事業家や富豪たちを観察してみての話である。
まず、ギャンブル的な物にあんまり興味を持ちませんな。
丁半博打をやるよりも、洗練度の高いビジネスモデルを組んで、商品を作って売った方がお金は儲かると、知っているからだ。
というか、丁半博打で、自分が勝てるとは全然思わない人々。
払戻率80%の競馬とか、一回勝負なら80%だけど、何度も80%勝負を繰り返す事によってどんどん資金が削られる計算になるから、そもそも勝てる訳など無い、と気が回る人々が金持ちになれる。
暗号通貨などに至っては、勝ったら雑所得で勤め人の給料と合算で税金大幅アップの上、各種の政府からの補助は高額所得者だからと大きく制限される。
勝って罰ゲーム、負けても損失の繰越は出来ない罰ゲーム、個人だと経費も計上できないという鬼畜ルールである。
法人口座使わずに個人口座で暗号通貨やってるんだったら、マジで難易度インフェルノ。リアルワールドで仁王(←ゲーム、いわゆる死にゲー)やってるようなもん。狂気の沙汰。
繰り返し言うけど、貧乏人は、なぜだか競馬や暗号通貨相場で、自分だけはきっと勝てると思ってやってる。
カネが減ってるという現実のフィードバックすら曲げて解釈する。
(※俺はJRAに貯金してるんだ、的なやつね)
ここには大いなる溝が横たわっていると言わざるを得ない。
(参考)
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お金持ちになる人を観察してみると、事業や商売に関しては、
「9割の人が何の成果も得られない」
などと言われようが、まったくひるまない。粘り強く取り組む中で勝機を見出す。
前出の足立先生はこの現象について、アフィリエイトの事業で何の収入も得られない人は、何の作業もやらない人であり、ヤル気も覚悟も無い様な人間が大量に入ってくるだけのことだ、とおっしゃっていた。
まさにそれ。確率論なんか何の意味もない。
ブログ書く、休みに不動産のリフォームに行く、街に出て女の子に声掛ける、それをやるだけ。
やる人は、
「やりさえすれば上手く行く」
という『錯覚』を持ってる。だから出来る訳だ。
貧乏人は、
「どうせ出来ない」
という錯覚に支配されている。
ナンパもそうだし、事業もそう。
(参考)問われるのはこうまで僕に言われても挑戦する気概の有無。
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モチベの出どころの問題なのかな?という気がする。
親や先生にあれしろこれしろ、やらなきゃ怒るぞ式に勉強させられて来て、職業選択は、他人に良く思われたいという外部動機で聞こえの良い会社に就職。
この手の人は、優秀だけど、誰かに怒られたり強制されないとヤル気にならない。
自由意志の土俵になると、優秀さを発揮できず、めっぽう弱くなる。勤め人根性と言うやつである。
だからまあ、僕は逆に自由意志の土俵のほうが、優秀な勤め人戦士と我慢比べにならなくて、戦い易いと思っている。やれば勝てるから。
我輩思いますに、1本2000字のブログを1日1回更新するぐらいの事が出来ないなら、何やってもダメなんだ。
ちなみに、足立先生は成功したいなら1日1万字ぐらいは毎日勤めながら書いときたいとかおっしゃっておられました。
(※ちなみに、先生は人間の限界にも挑戦されており、限界の目安は1日3万字との事。僕の記事なら15本を毎日である)
をはり。
まあ面倒かもしれませんが、たまにはポチクリお願いしますよ。
↓は彼女がいない問題を解決するほう。
↓は勤め人の苦しい境遇をどうにかするほう。